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【出産レポ①】初産・予定日超過・誘発分娩

2022年8月に初産で女の子を出産しました。
初産は予定日超過があると言われるものの、まさか自分はならないだろう!と思っていたので予定日超過のストレスは相当でした。

こちらは、予定日4日超過(40w4d)による誘発分娩(点滴&バルーン)の出産レポです。
予定日5日超過(40w5d)した深夜に出産しました。

予定日を超過し、いつ出産になるのか、不安になっている妊婦さんへ一体験をシェアできればと思い綴っています。

誘発分娩のための入院

予定日を超過し「コロナになってかかって帝王切開になったらどうしよう」「前期胎盤早期剥離になってしまったらどうしよう」など悪い方向ばかりに考えてしまい心理的に不安定になっていたため、検診で自ら誘発分娩をお願いしました。

40週の検診中は思わず涙してしまいましたが、病院のスタッフさんたちは優しかったです。

誘発分娩スタート

7:45
入院部屋から分娩室に移動し、オキシトシン点滴スタート
最初5mlから始まり、1時間後の8:45に9mlには上がっていた
最初はバルーンスタートと14回目の健診で言われていたのだが、オキシトシンの点滴の力を借りて陣痛を待つらしい
(朝ご飯以降、詳細な時間不明)医師による内診で、バルーンを入れるか入れないか決めるらしい

8:15
朝ご飯、食べられた
赤ちゃんの心拍(NST)がずれてるらしく、朝ご飯後8:25-8:55までしっかり心拍確認のため、待機

9:15
医師による診察
子宮口1センチ、2日前は1.5センチだったのに…
バルーンスタート
バルーンは入れるときに違和感あり、むしろ入れたのか分からず、痛くなかった
オキシトシンが効きすぎるため、水の点滴にシフト
10時からまたオキシトシン再開予定

10:15
赤ちゃんの心拍がダウンしアラートが鳴り続ける
医師・助産師がバタついて、エコー・内診を行う
赤ちゃんが動きすぎたのか、本当に心拍が弱まったのかは原因不明
こわかった、目の前で心拍が止まったらと思った不安から泣けた

10:45
陣痛きているのか、NST100になると痛すぎる
もし出産になったら、10:00から陣痛スタートと言われた
生まれるのか今日?!状態

11:40以降
オキシトシン20にアップ
痛すぎる、これ以降どんどんアップされ辛い
なぜか汗がたくさん出て、ずっと汗だく、でも汗で体が冷えて寒くなるを繰り返す
この時間から赤ちゃん取り上げられるまで、寒さで体が常に震えていた
熱も出てきて、熱があると対応が違くなる(コロナを疑われてる?!)と言われ、陣痛以外の不安も出てくる(→定期的に熱を測られ、その後熱は下がった!)
医師による診察まだ徐々にオキシトシンを上げられ、陣痛が常にあり辛すぎて、助産師さんを常に呼んでいた

17:00
医師による診察
バルーンは外れて膣の中に留まっていた、子宮口の開き5-6センチ
オキシトシンはストップし、自然の陣痛を待つ
初産で本陣痛に繋がるのは珍しいための判断
危険性もあるらしい(出産後聞いた)

17:00以降
自然の陣痛につながったらしく、陣痛の波が痛くて堪らない
助産師さんによる子宮口の開きチェックを21:00まで数回するが、子宮口の開き具合は変わらず絶望
汗かきすぎてシャワーを無理やり浴びさせてもらう
シャワーを浴びて体を温めれば震えも止まると思ったが、全く止まらなかった
むしろ寒くなり、病室寒すぎと思っていた(→ただただ自分がおかしかった)

21:00
夜勤の助産師さんにチェンジ
この助産師さんから再度誘発促進剤を使い、今夜中に出産できるようにするか医師に診察してもらおうかと提案あり
このまま出産せず明日もこの陣痛と闘うのが辛すぎて泣きながらお願いする
医師による診察後、この案でスタート
赤ちゃんの頭の大きさをエコーで最終確認
生める大きさとのこと

22:00
子宮口の開きは変わらないが、私の体力の限界&痛すぎて叫びすぎているのを見て、もう1名のベテラン医師より、人工破水を起こし、あと2時間で出産を終えようと提案される
正直あと2時間もあるのかと絶望したが、今までの陣痛に耐えられたんだよと励まされ、助けてくださいとお願いする
その日の夜の出産が私だけで医師2名、助産師1名の万全な体制あったため、この判断をしてくれた
医師による破水をし、オキシトシンをより強め、子宮口をひらく点滴をプラスして、子宮口が開くのを待つ

22:00以降
子宮口は筋肉のため、陣痛の波が来ているときにうまく力を抜かないと、開かないらしいが、全くできなかった!むしろ力みまくり
医師や助産師に「助けてください、もう無理です」と懇願しまくる
帝王切開にしてください、とまで言っていた
いきむ感覚は💩の感覚に本当に似ていて、💩出そうとずっと言っていた
私の場合は子宮口が全開になっていないので、力抜くよと毎度言われた

23:00-24:00過ぎ
赤ちゃんは降りてきているが、子宮口が開かない状況を受け、ベテラン医師により、子宮口を人工的に開いてもらう
うまくいきむのさえ、もうできないほど疲労困憊
21:00以降痛みから常に泣き、ずっと汗かきまくり、叫びまくりで本当に無痛分娩にしなかったことを後悔

私の様子を受けて、また医師より吸引分娩、お腹を押して、赤ちゃんを出すようにしようと提案された
泣きながらお願いし、早く赤ちゃんに会いたいという気持ちよりこの痛みから解放されたいの一心だった(ごめんよ…赤ちゃん)
いきむ練習をしたが全くできない!
Twitterマタ垢で見ていたサンシャイン池崎のロウソクのようにすると良いことをすっかり忘れていた

結局、陣痛の波で合わせると言われてもなかなかうまくできなかったが、何度も何度も何度もタイミングを合わせ、ようやく赤ちゃん誕生!
体重は約3,000g、よかった
吸引分娩も入れる時痛かった
会陰切開を広範囲で行われた
赤ちゃんは羊水を吸っていてすぐに泣かなかったのだが、全く気にならず、終わった…の感情で何も考えられなかった
医師はすぐ泣くから大丈夫だよと声がけしてくれてたが、放心状態すぎてあまり気にならなかった(→ベテランの方々が揃ってたので大丈夫だろうと思っていた)

24:00過ぎ-1:00
赤ちゃんは体重測定やいろんな処理
カンガルーケアは諸々が終わった後らしい
私は胎盤や会陰切開の処理
胎盤は綺麗に取れたらしい
会陰切開は広範囲すぎて何針と言えないと言われた、これからが怖すぎる
麻酔よりも陣痛の痛みが強烈すぎて何も感じない
サポートしてくれた医師、助産師さんたちに感謝の言葉を伝えまくった
「出産した」ではなく、「生ませてもらった」と言える出産だった

1:00以降
助産師さんが赤ちゃんとの写真を撮ってくれた
疲れすぎて「わ、人間」という感想しか出てこなかった
感動的な言葉をかけてあげられずごめんよ
胎盤も触り、写真を撮った
ようやく助産師さんと普通に話せた
座薬を入れてもらったが、会陰切開の痛みで2時間ぐらいしか寝れなかった…